IoT活用 ~Pro-face IoT Gateway~
こんにちは。
私の住んでいる地域もいよいよ新型コロナウイルスの感染拡大が目に見えてきました。
自分と周りの人に対して、出来ることをやり続けて付き合っていくしかないと思います。最近 アフターコロナ ではなく、 withコロナ という表現を耳にします。
きっと、終息宣言として、感染者ゼロ!という発表があるわけではなく、収束していく(感染者が減っていく、人々が慣れていく)という表現になるということを指しているのだと思います。おそらくこれからずーっと付き合っていくべきウイルスだと認識し、自分で複数の情報を入力し、ファクトに基づいて行動をしていきたいと思います。
製造業はいま。
いまはサービス業(飲食店・エンタメ)を中心にヒトが動かないことで、消費が落ち込み厳しい状況であると報道されているのをよく目にします。私たちのビジネスでは製造業のお客様の動向が気になるところですが、市場のモノの動きが止まれば、製造する会社は発注が落ち、または生産ができなくなり、大きな影響を受けることになりそうです。
ただし、この機会に未来に向けた生産ラインの構築や新たな技術の導入を行うチャンスであると感じます。当然お金の問題はあるにせよ、日々生産で忙しかった状態で、新しいことに手を付ける時間がなかった会社も多いと思います。ここでいかに効率的でスマートな製造現場に変化できるかで、この先生き残るべき会社となれるかが決まるのではないかと思います。
そんな製造業のお客様を1つでも多く作っていくのが、私たち制御機器商社の役目であるとかんがえ、どんどん新しいモノとコトを提案していく必要があります。
IoT化の救世主の登場!
以前シムトップスというメーカーの商品を紹介しましたが、
今回は、、、
「Pro-face」の商品のご紹介です!
<既存装置を生かしたIoT化を実現!>
この商品は、数年前から販売されていますが、どんどん注目を浴びてきています。時代の流れの影響もあると思います。
簡単に説明すると、製造業で使用している装置は、ヒトが装置を操作するためのHMIと呼ばれるタッチパネル表示機が搭載されていることが多いです。当然装置を動かすためのコントローラも搭載されており、HMIとコントローラは通信ケーブルにより接続されています。この通信ケーブルの間に本商品を割り込ませることで、既設の装置を改造することなく、データをEthernetケーブル経由で抜き出すことができます。
既設のコントローラのプログラムを触ることなく、データを得ることが出来るので、非常にラクに始めることができます。得たデータをもとに解析し改善に生かすことができます。
気になるのは、この商品を間に入れることで、コントローラとHMIの間の通信が不安定になることはないのか?ということですが、こちらの機器は万が一故障したり、電源が入っていなくても通信を維持できるように設計されており心配はいらないようです。
まずは稼動状態の確認からスタートして、情報の扱い方を学んでいくことが製造現場の役目だと思います。
簡単にIoT化できる商品はいろいろ探して紹介していけたらと思います。
では、以上デース!