三菱電機 エッジコンピューティング

おはようございます。

最近三菱電機のMELIPCとリアルタイムデータアナライザを活用した提案を実施したので、その辺を書いていきます。

 

今回とあるシステムを検討中のお客様で生産している商品また装置の状態をセンシングし、その結果と生産設備の情報や状態のデータと照らし合わせ予兆解析に活用したいというお話をいただきました。

 

現在この手のお話は少しずつ増えてきています。やはり新しいことを進めることは非常にワクワクします。

 

1,2年前まではこういったデータの相関関係を見て、最適制御にする類のものはまだまだ始まったばかりで各メーカーやSierも結果がでるか否かの判断がつかず、踏み出しにくい領域だったと思います。

ですが、当然数年前から大手のユーザーは各制御機器メーカーやIT企業とコンサルティングと称し、個別で契約してひっそりと進めていたと思います。なかなか汎用化できるものではないというのも、よくわからない領域という印象に拍車をかけていました。

 

三菱電機のエッジコンピューティング

今回三菱電機のMELIPCとリアルタイムデータアナライザの組み合わせはそんな状況を打破する画期的な商品です。

いままでデータ解析はアナリストに外注するしかなかったのですが、このソフトウェアを使えば、自社でなんどもデータ解析ができます。善し悪しはあるかもしれませんが、データ活用で大事なのはどんなデータを集めてきたのか?という点です。ここが本当に重要です。

いくら解析手法を駆使しても、相関関係がとれないデータを与えても結果が得られません。(このデータではだめだったと気付くことも大きな前進ですが。)何度もトライアンドエラーを繰り返し、アップデートしていく必要があるこの領域で外注することは開発の進度が遅すぎます。

このソフトウェアではAIがこの相関の導き出し方をアシストしてくれます。開発に専念できるわけです。

まとめ

とても期待値が高いソリューションであると確信します。どのユーザー様も独自性を得たいと思いますので専用アプリ開発やアナリストに個別対応などを推奨する方々もいらっしゃいますが、どの様なデータを用意できているか?が肝であることと、その相関結果から導き出された答えをどう判断するかは 人 が行います。この部分をやりきるには各ユーザー様の独自性が必ず生きてきますので、こういったハードとソフトを最大限活かしてデータ活用をどんどん前進していってほしいと思います。

 

まずはデータを集めることをスタートしたユーザー様が先行者利益を確実に得ることが出来ますので、まず行動です!解析はデータがないと始まりません。データ収集も承ります。

 

以上です!