見える化推進アイテム

見える化の壁

見える化を進める上でいくつかの壁が存在します。投資対効果を算定するとか、情報を扱う人材をつくるなど様々ありますが、今回はどうやって情報を取るか?について書きます。

工作機械の稼働

一般的に見える化の一歩目だ言われるのが稼働状況の見える化です。具体的には設備がどれだけ生産のために時間を使えているか?と言うことを可視化します。

1日見ただけでは分かりませんが、一週間とか一か月とかの一定期間見続けると意外と何らかのサインが見えてくることがあります。最適化しているはずの設備でもチョコ停が多い!とか、火曜日の午前はなぜか停止時間が多いなどのように一定の長さを見続けることは客観的に事実を浮かび上がらせます。

その中でも工場の設備で多いのが工作機械だと思います。メーカーから購入してよく分からないコンピューターを積んでいるため、触りたくても触らないし、改造すれば保証がなくなるなど見える化の大敵でもあります。近年は工作機械メーカーが独自に見える化システムを構築し提案しているケースも増えていますのでその提案を受けるのも1つです。ただ今回は自分たちで出来る1つの武器をご紹介します。

シムトップスのMC-WebCONTROLLER

https://mcweb-iot.jp

どんな設備でも簡単見える化をコンセプトに開発、販売されている商品です。

工作機械の信号配線系統に専用のカレントトランスCTを使い電線を挟むだけで信号を取ることができます。あとは専用のコントローラと専用ソフトを繋げれば簡単なグラフで状態監視が出来ます。

価格もセンサーとコントローラとソフトで114,000円から構成可能です。誰でも簡単に設置できて工具要らずと言う点は素晴らしいです。

これで古い工作機械の稼働監視の導入検討が進めやすくなります。

まとめ

見える化には2つの大きな側面があります。1つはどうやって情報を得るか?もう1つは情報をどう扱うか?です。今回はどう得るか?にフォーカスしました。既存設備を改造することなく、例えPLCを積んでいなくても稼働状態監視を実現できるアイテムを紹介しました。

是非導入検討してみてください。

ご連絡いただければ詳しく提案をいたします。

 

それでは、以上です!